「シニアプログラマーの学ぶ副業と転職」~シニアさんや初心者さんが楽しく学べる~

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働くシニアの多くが隙間を埋めています

 総務省から出された人口推計によると65歳以上の高齢者が総人口の約28%を占める事となり、国民の7人に一人は75歳以上となりました。そういった中で高齢者の就業率は男性が約33%、女性では約17%にのぼるのたそうです。政府は年金の支給を遅らせて高齢者に70歳を超えても働ける環境を作るといった事を掲げているのですが、実際にこんなに高齢者だらけになって仕事先があるのでしょうか?しかも、時間給の最低ラインも全国一律化して上げようなどと言っているようです。


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 一方、2019年の10月から全国の最低時間給を更新させようと言う事なんですが、そうなると中小企業や人不足で困っている商店や飲食業の人材雇用の継続が危ぶまれるとの事の様です。東京や神奈川県の様な首都圏において1,000円以上の時給を確保しても成り立つ様なニーズの多いところはそれでも良いのでしょうが、地方の賃金はいまだに850円近辺のところが通常です。

 営業時間もどんどん短縮されています。ココスなど大手外食チェーン店でも場所によって閉店時間には差があります。しかも、ほぼ、10時以降はワンオペなんです。客の入りが消費税アップの影響もあるのか激減してます。そのため閉店や曜日により時短で営業される店も多く、21時以降にL.Oのある店は稀です。そういう中で高齢者に頼る業種もあります。

 以前、バイトをしていたパチンコ店の閉店作業が朝の開店清掃に代わっていたので求人応募してみました。以前は慢性的な人手不足でしたので、ほぼ当確と思い、面接を受けてみて驚きました。なんと、求人募集から2カ月も経たないのに、もう既に求人数を満たしていたのです。その内訳は60歳以上のシニアが中心で早起きでする事が無いので好都合だと言う事が理由だそうです。結果、空き待ちになるとの事でしたが、当分空きが出そうではないと言う感触でした。

 こういう風にシニアにまで枠を広げれば人材は容易に確保できると言う実態があります。あのマクドナルドでも早朝のスタッフはゾローッとシニアの女性が注文を受けている姿があります。そばにミドルのスタッフがサポートに付いていて、突然、応対に詰まるような事態に備えています。

 高齢化に伴い、必要に迫られたシニア層の社会復帰は求人の需要と供給のバランスが少しづつ取れつつある中で緩やかに進められているかの様に見えます。そんな中で時給のアップは本質的な追い風になるのかが今後の課題となるのかもしれません。