消費税アップや働き方改革の影響が出始めている様です
最近、地元でお魚料理が美味しく、よくランチに通っていた小料理屋さんが消費税アップへのレジやキャッシュレス払いへのシステム移行に投じる資金の余裕が無かったのかお店をたたむのを目にしました。
消費税のアップは２％です。しかし、仕入れやGS代など運搬費など、諸々の便乗値上げは留まらず想定外の負担が重くなっているようです。
それぞれの業界の事情も考えれば仕方ないことなんですが、お店としても代金に即座に上乗せする訳にも行かず、長い目でペイにして行かなければならず、年老いた母親と二人だけで切り盛りをしていた店主さんには、店をたたんで廃業の道を選ざる得かった苦渋の選択だったのかと思えます。
最近、何処のお店に行っても「〇〇円の値上げをさせて頂きます」のお断り文を見かけるにつけ、こういう事は他でも沢山おこっている事なんだろうと感じます。
又、働き方改革では退職再雇用が義務化され、年金の繰り下げが最良の得策のようにされ、支給時期の先延ばしで受給不安があおられる多く記事を目にします。
最近はどこのお店でもシニアの方が働いているのを多く目にする様になりました。ローソン、ドンキホーテ、ドラックストア、マクドナルドなど主にレジや品出しに職を得ている様です。自分も同年代のシニアとして、つい、どういう風に働いているんだろうと見入ってしまう事が多くなりました。
しかし、最近はキャッシュレス決済の促進で種類や取り扱い方法も多種多様となっています。
つい先日も60歳過ぎの男性店員さんがエプロン姿で混み合うレジ応援に入った際の事です。ポイント入れやキャッシュレスの操作で指先がPOS画面をジーッと追ったまま止まっています。ようやく、追えたと思ったらポイントを付け忘れ、再び、リカバリーはどのボタンだろーか？と指先が止まります。
同年代としては分かるんですよね、僕も定年退職して電気の点検業務を請け負う会社にバイトで入った時に測定器の配置や作業の手順が覚えきれず立ちんぼをしてしまう事が多く、同僚に迷惑を掛けまくりましたからね。
作業待ちの時に現場職の経験のない自分の姿が「似合わないんだよね。車に入っていて」と言われそっけなく言われ、困惑してしまった事を想い出します。学生時代にバイト経験もあるからと思ってやってみたものの、若い時だったら、「こうじゃなかったのになぁ」と動きの悪い自分の間の悪さをつくづく感じたものです。
